内里城陽線防災・安全交付金工事(京都府)

一級河川古川は、城陽市の市街地の86%を流域とする河川であり、平成24年8月の京都府南部豪雨では、寺田地域でも多くの浸水被害が発生しました。河川管理者である京都府が河川改修工事を発注し河道拡幅の工事が概ね完了し、歩行者の安全確保及び事故軽減を目的として府道内里城陽線の歩道拡幅工事が実施されました。当社はのそ一部区間を受注施工し、河川区域内での影響を受けない河川上部にプレキャスト張出歩道にて歩道を広げる工事を実施する事で、地域住民の安全等の確保を行い住みやすい町づくりに寄与しています。

限られた狭隘な作業区域内での工事。

現場代理人 : 北村 博

近接する府道を通行止めする事無く、片側1車線分を取り壊して工事を行わなければならない工事で、歩道の設置もレッカーの設置出来る箇所が工事範囲の中央付近の橋のみの為、レールの設置を行い100m程度を小型のバックホウにてプレキャスト張出歩道を設置する工事であったので府道は通行止めする事が出来ない為、24時間片側交互誘導の規制の中で事故無く工事を進めるのが最大の課題でありました。地元の協力と理解を得ながら、水害等災害に影響される事なく、無事工事を完了する事ができました。

工事名
内里城陽線防災・安全交付金(交安)工事 他
発注者
京都府 山城北土木事務所
工事場所
京都府城陽市寺田地内
竣工
令和 4年 9月
工事概要
"工事延長 L=230m
プレキャスト張出歩道 L=152m、現場打ち張出歩道 1式
縁石工 L=163m、防止柵工 L=163m"